【情報提供】政府支援〜新型コロナウイルス対策問題について
ORKメンバーのファイナンシャルプランナーより、以下の情報提供がありましたので、お知らせいたします。
参考にしてください。
今回の政府支援について、判りにくい点が多々あるようですので、私なりの見解をまとめました。
(1)売上が減少している企業・個人事業主はお金が借りられます。
前年同月20%以上の減少・・・100%信用保証協会保証・・つまり無担保で借りられます
前年同月 5%以上の減少・・・ 80%信用保証協会保証・・銀行査定が20%入りますので、条件が少し厳しいです。
(2)借りるのは金融公庫又は商工中金
▲0.9%の金利優遇という文言が目立ちますが、特別利子補給制度という枠組み
が別途ありますので、実質金利なしです。
上限3,000万円、中小事業1億円(ここは事業内容や売上減少額が見られます)
金利優遇(無利子分も)3年
(3)政府支援の枠組みには必ず予算があります。
つまり、予算がなくなったら打ち切られる可能性があります。
ない袖は振れないと思います。
今は、影響なくても借りられるうちに借りておくのが得策かと思います。
審査はこのような状況ですので、比較的緩いです。
対前年比が判れば良いです。特に月次報告等をしていない個人事業主などは・・
お察し下さい。
あくまでも月次です。確定申告書類は過去2期分が必要ですが、
今期分はまだ作成されていないはずです。
ですので、・・お察し下さい。
(4)使わなくて済めばその時に返済すれば良いです。
手元に資金を置いておいて、不要になれば返済すれば良いだけです。
無利子の間に。
(5)必要書類
- 借入申込書
- 新型コロナウイルス感染症の影響による売上減少の申告書
- ご商売の概況(事業開始から間もない方は創業計画書)
- 確定申告2期分、決算書2期分のコピー
- 法人の履歴事項全部証明書または登記簿謄本
- 法人印
- https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/pamphlet.pdf
↑ここから、必要書類がプリントできます。
(6)その他、従業員の方を多く雇用されているところ。
雇用調整助成金があります。こちらは個々に条件が変わります。
また、今後拡充される可能性もありそうです。
(7)対前年比50%以上の売上減少に対して補助金
個人事業主上限100万円
中小企業 上限200万円
ひと月でも売上が50%以上下がっていればOKです。
例えば、3月の前年売上が100万円だったとします。
今年、40万円だとしたら、これを×12します。
すると、480万円になります
昨年の年間売上が1200万円だとしたら、差額は720万円です。
こんな計算で上限額まで受け取れます。
ただし、申請方法は未発表ですが、オンライン申請を目指しているようです。
今は大丈夫!などど言っているとあっという間に窮地に陥る可能性があります。
早急の準備が必要かと思います。
他にも前回お伝えしたとおり、すでに緊急事態の事業者さんは、自身が加入している保険を見直す手段も大変有効です。
1、契約者貸付(金利優遇中)
2、払済
3、解約
どの手段を取るのが良いかは個別の状況を見ての判断になります。
取り急ぎ、今の状況で考えられる情報提供です。