ORK 人材育成サミット 上方落語家 三代目 桂 春蝶氏講演

ORKの人材育成サミットは、「大阪人気質を噺家から学ぶ」というテーマで、上方落語家の桂春蝶氏の講演で始まりました。

人間のどうしようもなさを、優しく表現したものが「落語」

ORKの人材育成サミットのテーマは「人材育成」です。
そのテーマでなぜ噺家さんの講演なのか?と不思議に思われる方もいらっしゃるかと思います。実際に、会場にお越しの方の中にも、同様の思いがあった方もおられたことでしょう。しかし、今回の桂春蝶氏のお話は、とても良い意味でそんな期待を見事に裏切ってくれたと思います。

まず冒頭から、「笑いとは、小さな不幸の寄せ集めです。」と、桂春蝶氏のお話がはじまりました。

噺家さんらしいユーモアを交えながら、大阪人としての上方落語かたちの裏話などを面白おかしくお話していただきました。
そんな中で、気になった言葉がいくつかありました。

  • 文化、商売、宗教など、あらゆる分野で「共感」が必要であり、広がるために大切
  • 「負」が昇華したものが「笑い」
  • 自分のアカンとこにこそ全ての可能性がある

中でも、桂春蝶氏の幼少の頃のエピソードを話しながら、ご自身が抱える「負の部分」についてのお話がありました。しかし、その「負の部分」が今の落語の創作の原点となっているとおっしゃっていました。

そのお話の中で、なぜ落語家を目指したのか、父である二代目桂春蝶の何を引き継いだのかをつまびらかに話すことで、「噺家としての事業承継」のお話となっていきました。

「承継」とは、先の人の地位・事業・精神などを受け継ぐことです。先の人の身分・権利・義務・財産などを受け継ぐ「継承」とは言葉の意味が異なります。「承継」は「承ってから継ぐ」という言葉の順番から、前任者が長年培ってきた理念や思いを理解し、自分の中で承認してから受け継ぐという意味だそうです。

今回のお話を聞いて、事業を引き継ぐということは、命を継ぐことであり、だからこそ「事業承継」なのだと感じました。

今後の「ORK人材育成サミット」では、多様な講師をお招きして人材育成について語っていただき、また、参加者相互でのディスカッションを行います。

参加型のセミナーですので、より深い学びと体験をお持ち帰りいただけると思います。

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【ORK】人材育成サミット 第1期開講 
人財育成サミット

  ~ダイバーシティ時代に向けた磐石な組織づくりを目指して~

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